本作は“ごく普通の郵便配達人”が自らの過去と向き合い、“ダークヒーロー”となって見えない敵に立ち向かうノンストップサスペンス。公式のあらすじは「かつて大人に苦しめられている子供のために生まれた郵便ポストがあった。それは投函すれば“ネバーランドの悪魔”が悪い大人を懲らしめてくれるという不思議なポスト。だが”悪魔”はある事件をきっかけに突然消えてしまった。あれから10年。ホスピスで働く元郵便配達人の副島力也は、不思議な手紙を手にする。そこには『ネバーランドの悪魔は終わっていない』と。それを機に地元で復職することに。力也が郵便局に戻った理由とは一体…!? そんな折、“ネバーランドの悪魔”に絡む新たな展開が。河川敷で発見された扼殺体の口から、『ネバーランドの悪魔 再降臨』と書かれた紙片が見つかったのだ。10年たって今? 誰が? なぜ? そして力也は町で起こる...
佐江衆一原作の『老熟家族』をもとに、吉田喜重が「BIG1物語・王貞治」以来8年ぶりにメガホンを執った骨太社会派人間ドラマ。東京の新興住宅地で寝たきりの老母・タツが死ぬが、他殺の形跡が発見される。タツの夫・亮作は自分が絞殺したと自首するが、彼は取調室で失禁するほどボケていた……。吉田喜重監督は、当時ちょっとしたブームになっていたボケ老人の問題を決してちゃかすことなく真摯な態度で見据え、8年間のブランクを感じさせぬ確かな演出をみせた。全編を通じて透明感あふれる水のイメージが描かれ、この暗く重い映画にとって、一種の清涼剤的な役割を果たしている。外光の射し込む日本家屋の空間を生かした、撮影の成果も特筆に値する。DVDは「吉田喜重全集[86-03]炎を映す水」に収録。
週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中の「結婚するって、本当ですか」は、旅行代理店で働くタクヤとリカの同僚2人が、お互い1人の生活を守るため“結婚するフリ”を企てる“偽装結婚コメディ”。先日連続ドラマ化が発表されたばかりの作品だ。